花の山、平標山と仙ノ倉。大雲海のおまけ付
去年の今頃、平標・仙ノ倉に行った時の話です。
17号を通って山を越え、早朝駐車場着で登りました。
予報では、谷川主脈の新潟側は晴れ、群馬側は曇りという予報でしたが、17号を走っている間は雨で、大丈夫かなと不安になりながらも駐車場に到着です。
最初の方はわりかし急な坂です。鉄塔までくると見晴らしがよくなります。
鉄塔が無駄にかっこいい。
そして花の山の本領を発揮しだします。
後の方に見えているのは苗場山ですね。天気の心配はもうなくなりました。
見晴らしもばっちり。山頂に到着です。
仙ノ倉方面に向かいますよ。なだらかな稜線です。道の左右にお花畑があるのですが、帰りにゆっくり見ることにして、まずは仙ノ倉に向かいます。
突然、この雲海。まさしく海。そうか、朝走っていたのは海底だったのか。
不安だったけど、引き返さなくて正解でした。
仙ノ倉付近からのアップです。
見て、この迫力。
帰りにみたお花。ピークは過ぎてしまっていたみたいですが、綺麗ですね。
満足したので下山です。平標山の家方面です。
久しぶりの山登りだったので、ちょっと疲れちゃいましたがいい山でした。
お花目当てで登ったのは初めてだったのですが、こんな登山もいいですね。
そして大雲海を意図せずして見られて幸せでした。
白馬岳: 変化にとんだロングコース・鮮やかな大絶景
2018年夏、白馬岳に登りました。
仕事も落ち着き、なかなか晴れない後立山方面が晴れるということで、土日に有休を付ける形で行ってきました。
1日目: 新宿→→白馬→→栂池高原駅→→栂池自然園→栂池山荘
2日目: 栂池山荘(4:50)→天狗原(6:15)→乗鞍(7:15)→白馬大池(7:55)→船越の頭(8:50)
→小蓮華山(10:45?)→三国境(11:45)→白馬岳山頂(12:45)→白馬山荘(13:20)
3日目: 白馬山荘(4:30)→白馬岳山頂(4:45)→小蓮華山(6:15)→船越の頭(7:15)
→白馬大池(7:45)→乗鞍(8:30)→栂池山荘(9:30)
ちなみにコースタイムですが、私は真面目に歩くと、登りは0.7、下り・平地は0.8で歩きます。ただ、ふつうに1時間景色に見とれているなんてことがあるので、参考にならないかもしれません。。
1日目
白馬って遠いんですね。自宅から中央線特急使っても5時間かかりました。。新幹線で長野まで行ってそこからバスの方が早いみたいです。栂池山荘は(ひとりで泊まったというのもあって)割高でしたが、その分夕飯はびっくりするくらい豪華でした。
2日目
日の出前に行動開始したいので、4:50頃に出発です。すると、ベストなタイミングでモルゲンロートが見られました。考えてもいなかったのでついてます。栂池山荘まで登っておいてよかった!
言葉にするなら、神々しいというか、圧倒的というか、そんな感じです。
ガンガンのぼっていき、天狗原に到着です。天国か?というような静かな異世界観がありました。
ちょっと険し目の岩場や、小さな雪渓を越えていきます。
そうしているうちになだらかな道になっていき、乗鞍岳です。ケルンが立っています。テンションが上がります。いい天気です。
すぐに白馬大池が見えてきます。大池までは、意外に歩くなぁという印象でした。
大池を過ぎるといよいよ稜線を登っている!という感覚になっていきます。船頭の頭につきます。これから歩く長い稜線上の道が見えて、わくわくが止まりません。ずーっと稜線歩きができるぞ!!!
稜線歩きを楽しみ歩いていくと、白馬岳がばっちり見えてきました。最高です。美しい山ですね。ここで長時間見とれていました。
大雪渓を登っている人々が小さく見えます。
小蓮華山を越え、白馬岳を目指していきます。
三国境を越えていきます。雪倉方面も綺麗です。糸魚川と日本海が見えています。
そして登頂です。
歩いてきた道を振り返って。美しい。
白馬山荘にチェックインしてしばし休憩、夕方には劔岳方面が美しかった!
白馬山荘は大きな山小屋でした。土曜日ということもあって、結構にぎわっていました。夜には合唱会のようなものも開かれていました。1日目はここまでです。
3日目
翌朝は、山頂から日の出、朝日に照らされる山々を眺めようと、4:30ころに出発です。今日もいい天気です。以下、山頂付近からの風景です。
出発です!
白馬岳を振り返ります。
ガンガン歩いて小蓮華を越えていくと白馬大池がもう見えてきます。
白馬大池まで下ってきました。風も穏やかでした。
天狗原まで下ってくると、白馬岳は雲がかかってきていました。
栂池につくとすっかり白馬岳は雲に隠れていました。
ロープウエイで下り、帰りはみみずくの湯に入り、新宿へ帰っていきました。
変化に富んだロングコースに、モルゲンロート、花々、雪渓、青空、白い山肌にハイマツの緑をまとった白馬岳、朝日と、色彩豊かな大絶景をたのしんだ山旅でした!
最後に、小蓮華付近からの360°viewをどうぞ。
硫黄岳:南八ヶ岳の猛々しい絶景展望を求めて
動画はこちらです。
風が寒いかったので、ケルンに隠れたりしながらずっと見ていました。下ると決めてからも何度も立ち止まっては見とれ、写真を撮ってしまいます。
天狗岳:八ヶ岳で脱雪山初心者? とがった山容がかっこいい!
北横岳:どきどきの雪山デビュー
黒斑山:浅間山大迫力の展望
写真は2018年の2月の黒斑山付近から見た浅間山です。大迫力です!
私は去年雪山を始めて、2回目の登山に選びました。個人的に良かった点は、
(1) 絶景
(2) 公共交通機関を使って行ける
(3) 樹林帯が多く、風が少々強くても全然平気
(1) 写真の通りです。実際迫力がすごい!地球やばい。
(2) 行き新幹線(上野~佐久平)+バス(佐久平~登山口)、帰りバス(登山口~新宿まで)で行きました。往復でも1万円くらいです。ソロで車なしには重要、というか必須です。平日に行ったので、バスもガラガラで快適でした。
(3) 冬は寒い。気温もそうですが、特に風!でも、黒斑山はコースの大部分が樹林帯であまり風の影響を受けません。上のパノラマの写真を撮ったところも、背面(西側)は樹林帯ですので、ほぼ無風でした。一方、黒斑山のその先の蛇骨岳まで行くと強風でした。下の写真は、蛇骨から黒斑山方面に振り返った写真です。この道、歩いていてとても気持ちがよいです。
最後に動画です