ビーナスミヤのひとりアウトドア活動

登山などのひとりアウトドアの記録です。絶景をお届けします。

硫黄岳:南八ヶ岳の猛々しい絶景展望を求めて

シーズン初・2019年初登山として、八ヶ岳の硫黄岳に行ってきました。
 

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硫黄岳は、東壁こそ荒々しい爆裂火口になっていますが、頂上に立ってみるとなだらかな山です。硫黄岳から望む猛々しい南八ヶ岳(横岳、赤岳、阿弥陀岳)は圧巻です。
今回はその雪化粧姿はどんなものか、この目で見たかったのです。
いつも通り公共交通機関(電車とバス)でアスセスです。
 
1日目:新宿茅野美濃戸北沢赤岳鉱泉中山展望台まで散歩
2日目:赤岳鉱泉硫黄岳赤岳鉱泉北沢美濃戸茅野新宿
 
年開けは空いており、あずさもバスも2席分使えました。
始発のあずさ(新宿7時発)で行くと始発のバスに乗れます。バスで美濃戸に着くのは10時過ぎです。
 
美濃戸から堤防広場までは車道のような砂利道(冬は雪道)をてくてく歩きます。
堰堤広場から北沢沿いの道では初チェーンアイゼンを使用しました。想像以上に便利でした。

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北沢ルート
12:55赤岳鉱泉に到着です。美濃戸出発(10:20)から2時間40分弱でした。
これが噂の、人口氷瀑アイスキャンディですね。

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アイスキャンディ
チェックインしたあとは中山展望台まで散歩です。
横岳やばい!こんなにカッコよかったんですね!赤岳もカッコいい!

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横岳

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赤岳

動画はこちらです。

www.youtube.com

 
夕飯はステーキでした。山小屋でこんなお料理が食べられるんですね(一泊二食付き9000円なのに!)

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夜ごはん
夜は初めて星空撮影してみました。

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星空
翌朝は6:30朝食、7:40に出発しました。硫黄岳からみる南八ヶ岳は朝早いと日陰というのと、この日は高気圧に広く覆われるのでしばらくはド晴天と思われたためゆっくり目の出発です。
 
しばらくは樹林帯でなかなか坂きつめです。時々阿弥陀岳や、遠く御嶽山中央アルプスが見えたりしていました。
 
樹林帯から抜けたところが赤岩の頭です。スタートから1時間20分くらいでした。
なんと甲斐駒、中央アルプス、御嶽、乗鞍、北アルプス穂高・槍から後立山方面まで、妙高浅間山までばっちり見えていました。こんなことあっていいのでしょうか?

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左が御嶽山、真ん中へん諏訪湖、右が北アルプス穂高・槍が見えています。
この先が硫黄岳。山頂まではもう少しあります。

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硫黄岳
動画はこちらになります。
 
山頂です。風が強い。赤岩の頭の方は無風だったのに、全然違うんです。

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硫黄岳山頂
硫黄岳東壁の爆裂火口です。かっこいい!

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硫黄岳東壁。爆裂火口。
こっちが南八ヶ岳方面です。この絶景が見たかった!!

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南八ヶ岳方面
動画はこちらです。

風が寒いかったので、ケルンに隠れたりしながらずっと見ていました。
下ると決めてからも何度も立ち止まっては見とれ、写真を撮ってしまいます。
11:30赤岩の頭からまじめに下山開始、赤岳鉱泉12:30です。赤岳鉱泉で味噌ラーメンを食べてのんびりし、13:20に下山開始、15:40に美濃戸に戻ってきました。

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帰り道最後に振り返って大同心
一発目、とても良い山登りになりました!